「ホスピタリティ」いう言葉は、元々、ホテル、レストランサービス等で用いられてきたものです。 これまでのように、お客様は偉い、お客様のご要望を言われる通りにそのまま聞かなければならない、という 考えから脱却し、お客様に満足していただくためにお客様のことを考え、心配り、気配りをし、お客様の ご要望を超えるサービスをご提供する、という考え方です。
これからは、IT業界でも、もちろん他の業界でも同じような考え方が必要となるでしょう。
単に最新技術を使ってシステム開発をして納品する、のではなく、 折角の最新技術をどうやってお客様に使っていただければ、より使いやすく便利になるのかを提案していく、 仕様が決まりにくいのであれば、時間をかけてご要望をヒアリングし、それを形にできるような提案を していく、という姿勢が求められていると考えます。
お客様にご満足いただくための要素は、「ほんの小さなこと」「ほんの少しの差」の集まりでしかありません。 それを丹念に積み重ねていくことでようやくお客様にご満足いただけるものと考えます。
ITは、あくまでも技術、道具です。お客様がITを使うことでどういうメリットがあるのか、そして、どういう感情の変化を起こせるのか、を常に考えていきます。